常勤換算とは、1ヶ月(4週間)を基本とし、従業員の勤務時間をすべて足した時間が、常勤の従業員が勤務したとして「何人」になるかを計算したものです。

訪問系サービスである『居宅介護、重度訪問介護、同行援護、行動援護』では、ヘルパーの数は『常勤換算で2.5以上(1ヶ月あたりで2.5人以上)』必要です。

事業所で働いている人たちは、フルタイムで働く人だけとは限りません。従業員の中にはパートタイムなどの短時間職員もいますので、人数だけではなく、勤務時間も考慮してサービスを提供する必要があります。

なお、常勤とは正社員(正規職員)のことを指すのではなく、常勤の従業員が勤務すべき時間として就業規則等で定められている勤務時間数働いている人のことを指します。正社員かどうかを区別する言葉ではありませんので、注意してください。

就業規則で1日あたり8時間、週40時間と定められている事業所の場合、週40時間働いている従業員は「常勤」となります。勤務時間が週20時間の従業員は「非常勤」となり、常勤換算すると「0.5」人」ということになります。

<常勤換算の計算方法>

常勤の勤務時間が1日あたり8時間、週40時間、月間160時間としている事業所の場合。

<例1>
・1人目:常勤サービス提供責任者 160時間勤務
・2人目:常勤ヘルパー 160時間勤務
・3人目:非常勤ヘルパー 80時間勤務

→(160+160+80)÷160時間=常勤換算「2.5人」
実際勤務している人は3人ですが、常勤換算すると「2.5人」としてカウントされます。

<例2>
・1人目:常勤サービス提供責任者 160時間勤務
・2人目:非常勤ヘルパー 140時間勤務
・3人目:非常勤ヘルパー 60時間勤務
・4人目:非常勤ヘルパー 40時間勤務

→(160+140+60+40)÷160時間=常勤換算「2.5人」
実際勤務している人は4人ですが、常勤換算すると「2.5人」としてカウントされます。